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アメリカ大学テニスの環境

伊東猛です。

8月に入りました。梅雨も明け、いよいよ夏本番です!例年であればジュニアの主要大会に向けての練習、インターハイの視察、全日本ジュニア靭会場に出すHEADのブースの企画と準備、そして9月に行われる関西学生テニスリーグに向けての強化練習など、予定が目白押しなのですが、COVID-19の影響で大会はほぼ全てがキャンセルとなり、いつもとは違った夏になっています。かと言って決して暇を持て余している訳ではなく、携わっているアメリカ大学進学サポートが佳境を迎えており、8月末もしくは9月から始まる新学期に向けての学生ビザ取得のサポートなど忙しくしておりいます。アメリカでは未だ新たな感染者数が6万人を超えるペースを保っていますが、今のところ、オンラインと対面でのハイブリッド授業が予定通りスタートするようです。各大学がどのような対策を行い、この状況を打開していくのか、非常に興味深いです。 アメリカ大学テニスの環境 過去4回のメルマガでは私のアメリカでの学生時代の話を連載してきましたが、今振り返ってもアメリカ大学のテニスチームでの4年間は、本当に素晴らしい環境での練習、フィジカルトレーニング、遠征ができ、とても良い経験となりました。アスリートが学業とスポーツに没頭できる環境がしっかりと用意され、そこで計上される予算額は日本のそれとは比較にならない額に上ります。チームとしてレベルアップし、実績を上げることだけが目的として定められ、それに必要な手段がきちんと取られていく仕組みがそこにはあります。 まずチームにはヘッドコーチとアシスタントコーチ、場合によってはボランティアでチームをサポートするコーチがいる場合もあります。テニスチームの部員数は大体10名程度なので、コーチの目が選手全員にしっかりと行き届きます。多くのチームでヘッドコーチとアシスタントコーチが分担し、1週間に1度のプライベートレッスンをチーム練習とは別で選手のために用意していたり、選手が強くなってチームのために活躍してもらえるよう準備をします。練習のスケジュールの調整、練習に必要なボールやその他器具の準備等はコーチ陣が全て行い、選手が練習に集中できる環境を用意します。試合/大会後にはコーチ陣がチームミーティングは個別ミーティングを召集し、次の試合/大会に向けての課題の洗い出し、これからの取り組みの再確認を行うことも頻繁です。また学業面のサポートも充実しており、選手の学業成績もアドバイザーからコーチへ連絡が入るようになっており、選手が学業成績を落とさぬようコーチがモニターしてくれます。必要に応じてチューター(個人指導の教師)の手配も無償で行ってくれるので、遠征が続き授業に参加できない場合の補習もバッチリです。テニスと学業以外にも色々と私生活の相談にものってくれるので、ある意味コーチたちは保護者的な存在です。 テニスのレベルアップには、オンコートでの練習以外にフィットネス・トレーニングが必要不可欠だと言われていますが、多くの大学に素晴らしいトレーニング施設が用意されており、環境に困ることはありません。アスリート専用のウェイトルームを保持している大学も多く、早朝から夕方まで自由に使える環境にあり、常駐しているフィットネスコーチが、各チームの選手のためにメニューを組んでくれます。


University of New Mexico のアスリート専用フィットネスセンター ウェイトルーム以外にも、ランニングができる陸上トラック、芝生のフィールド、また室内練習グラウンドを持っている大学もあり、トレーニング環境で困ることはほとんどないはずです。


University of New Mexico のインドアフットボール練習場 アスレティック・トレーニング学を学ぶ学生も多く、その学生トレーナーたちが実習の為にテニスチームの練習や遠征に帯同し、怪我の処置などを行ってくれます。トレーニングルームと言われる治療室がアスリート用に用意されていることも多く、そこに行けば練習前のストレッチやテーピング、練習後のアイシングやストレッチも施してくれます。また体のケアだけでなく練習中に飲む水やスポーツドリンクの準備なども行ってくれ、学生テニス選手はプロと同じもしくはそれ以上の待遇でテニスに取り組むことができます。


University of Oklahoma のアスリート専用アスレティック・トレーニングルーム(治療室) 練習やトレーニングの環境だけでなく、多くの大学で用具面でのサポートも充実しており、ストリング、オーバーグリップ、テニスシューズなどの消耗品はチームが負担してくれます。またチームウェア、練習着なども全てチームが用意してくれるため、テニス用具で困ることはほぼなく、負担も全くないに等しいです。


University of Arizona の女子チームでシーズンスタート時に配られるNIKEグッズ。定期的にシューズ、ウェアの提供があり、用具のサポートに関してもトッププロ並みの待遇があります 広いアメリカで、他校との対抗戦や大会参加の遠征時は飛行機での移動になることが多く、それにかかる費用、ホテルでの宿泊代、食費などは全てチーム負担。一切個人負担はありません。遠征先での移動はレンタカーをコーチが運転し、また試合で飲むスポーツドリンクや試合と試合の合間に食べるスナックなども全てコーチが用意してくれるため、選手は試合に集中することができます。 このように、日本では考えることができないサポート体制がアメリカの大学にはあり、スポーツだけでなく学業にもしっかり取り組むことができる環境が用意されています。その為、アメリカはもちろん、ヨーロッパ、南米、アフリカのジュニアトップ選手の多くは高校卒業のタイミングで即プロとならず、スカラシップをもらってアメリカの大学に進学し、そこでテニスの更なるレベルアップをはかり、学業にもしっかり取り組んでテニス後のキャリアに向けての準備を同時に行います。世界中から強い選手がアメリカの大学に集まってくること、またアメリカの大学出身者で世界のトッププロになった選手も多くいることからも想像できる通り、アメリカの大学テニスのレベルは相当高く、そこで凌ぎを削ることで身につくことは非常に多いと考えています。 現時点でもCOVID-19の影響が大きく、なかなか通常の生活に戻ることが出来ていないアメリカですが、それでも9月からの新学年のスタートは切る予定で、スポーツに関しても現時点では規模を縮小して行っていく方向で動いています。不安材料はまだまだ多いですが、スカラシップが用意され無償/部分免除で大学教育を受け、スポーツも高いレベルで取り組むことができる環境は現時点では他に存在しないので、年々増えていくアメリカ大学進学者の数は今後も増え続けていくのではないかと思います。 私がアメリカ大学進学サポートしている高校生で3人がスカラシップでの進学を決め、学生ビザの取得やその他手続きを現在進めています。サポート実績もどんどん増え、アメリカ大学のコーチとの繋がりもどんどん増えてきているので、アメリカ大学進学を検討される方はいつでもお問い合わせください。 ----- 伊東猛のニュースレターを購読頂きありがとうございます。 このニュースレターでは皆様に米国への留学に関する情報やテニスに関連する話題等を提供しています。 もしもニュースレターの購読を止めたくなった際には遠慮なく以下まで"unsubscribe"をタイトルに記したメールをくださいますようお願いいたします。 info@iia-inc.com また、バックナンバーについては以下でご覧いただけます。 https://www.iia-inc.com/newsletter IIA, inc. www.iia-inc.com

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